кiпG彼★PriпsеsS彼女




「ありがとうございました。」



…結局、二個も買っちゃったよ。でも、一体誰に渡す気なのだろう。



「あんさ、寮から一番近い公園に寄ってから帰ろう。」


「え…あ、うん。」



あたしの手は、まだ蒼の手の中。蒼が歩くたんびにグイグイと引っ張られて行く。




…いつから、こんなにも大きくなってしまったのだろう。
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