タイムストッパー
「どう、違うんだ?」
「お、大口くんと一緒に裏の敷地に穴を掘ったんです」
「それで」
「わ、わざとボクが穴に落ちるのを携帯で撮影したんです」
「それをブスの玲に大爆笑されたのか?」
「そ、そうです。木霊玲さんってブスですか?」
「何だ、お前、そっちか?」
茂呂は首を左右に振った。
「お、大口くんが木霊さんのことを好きみたいです。あ、これは言わないでください。殺されます」
「へぇ、大口のやろうあんなブスが好みか。なら、大口のやろうに言ってやるか!」
田久万は大口と慶子の関係が気がかりだったので一安心した。
「だ、ダメです。何をされるかわからないですから……」
「大丈夫さ。俺が何とかする」
田久万は振り返り、教室に向かったので、茂呂はすぐに腕をつかんだ。
「ま、待ってください」
「お、大口くんと一緒に裏の敷地に穴を掘ったんです」
「それで」
「わ、わざとボクが穴に落ちるのを携帯で撮影したんです」
「それをブスの玲に大爆笑されたのか?」
「そ、そうです。木霊玲さんってブスですか?」
「何だ、お前、そっちか?」
茂呂は首を左右に振った。
「お、大口くんが木霊さんのことを好きみたいです。あ、これは言わないでください。殺されます」
「へぇ、大口のやろうあんなブスが好みか。なら、大口のやろうに言ってやるか!」
田久万は大口と慶子の関係が気がかりだったので一安心した。
「だ、ダメです。何をされるかわからないですから……」
「大丈夫さ。俺が何とかする」
田久万は振り返り、教室に向かったので、茂呂はすぐに腕をつかんだ。
「ま、待ってください」