お仕置きゲーム2


「もちろんだよ、メグ。」

宇野は疾風の事をメグと呼び、頭を撫でていた手をすべらせ頬に触れる。抵抗せず、じっとしているのをいいことに宇野は疾風を抱きしめる。彼はそれを受け入れ、しずかに目を綴じた。



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「君には特別に、メグミを見せてあげるよ!」


宇野は疾風の手をひき病室をでようとする。ずっとその様子を見ていた、疾風を連れてきた男は表情をしかめ「あまりここから出るな」と言う。

「いいじゃないか、ちょっとくらい。」

「私の権力でどうにか逮捕されずになっているものの、お前の顔はすでに世間にバレている。下手に病院内をうろうろすれば、事情を知らない者がお前を見、余計な事をしでかすだろう。」

「君の愛娘を助けてあげるんだから、それくらいどうにかしてくれないかな。」

「ッ、」

男は言葉をつまらせ、恨めしそうに宇野を見た後力なく「わかった。」と告げた。その様子をじっと見ていると、突然手を引っ張られる。



「メグ、こっちだよ。」


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