私×先生=禁断の恋人


雪が降る夜はいつも以上に静かな夜だ。


侑にいも私もなにもしゃべることなく、家路を車が走った。


その家路が行より長く感じた。


「…着いたぞ」


駐車場に車をいれる前に声をかけてくれた。


「あ、うん…」


ドアに手をかけ、止まった。


「…侑にい」


「…ん?」


…侑にい。
後悔するかもしれない。
でも、今言わないと後悔するとおもう。



「…」


「…」


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