私×先生=禁断の恋人



「いた。結菜」


かなえが私のとなりに座った。

きっと見つけるのが大変だったんだろう。


「…アタシはなんでも聞くよ」


かなえっ…。


私はかなえを頼りすぎてばかりだよね…。


「結菜、先生がね『昨日の場所で待ってる』って…。『結菜が来るまでずっとずっと待ってる』って言ってた。」


…侑都。


「…先生って立場上、追いかけられなかった。でも結菜が行きたくないなら行かせない。」


…かなえ。


< 254 / 387 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop