私×先生=禁断の恋人


「…なぁ結菜。卒業式の日…もう一度プロポーズしなおそうと思ってる。」


「…」


「…本当に結婚してくれんのか?」


「…」


「…結菜?」


侑都はうつ向いてる私の顔を覗いてきた。


「ふっ。なに泣いてんだよ!」


「だっ…て、…本当に?…ほんと、に?」


「あぁ」


「侑都っ」


私は泣きながら侑都に抱きついた。


「ははっ。結菜は泣き虫だな!」


侑都…侑都。



侑都は泣いている私をあやすかのように、優しく抱き締めていてくれた。


< 355 / 387 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop