私×先生=禁断の恋人



数日後、ようやく英語のテスト返しが来た。


「名前を呼ばれたら取りに来いよ。足立」


「はい」


侑にいにより出席番号順に、名前が呼ばれていく。


「楠見」


「はい」


前に取りにいった。


「…順位が楽しみだな」


侑にいは皆に分からないよう、ニヤリと不適の笑みをし、小声でいった。


私は笑顔で返し、自分の席に戻った。


「久保」


「結菜、どうだった?」



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