5days lost chain
「李莉」
私は李莉の腕をつかみ、引き寄せる。
それから、私の自慢でもある長身を生かし、上から見下ろしてやる。
「何言ってるのかな、李莉?」
「えー?だから、李莉とめーちゃんで面倒みてあげる、て話」
「待て待て待て。私の意志はどこにいったわけ?」
「だってめーちゃん、困った人放っておけないでしょ?」
それ違うから。
困った時のあんた限定で、面倒みさせられてるだけ。しかもなんか、気づいたらみちゃってるだけ。
「そういう問題じゃないでしょ。よく見なさい、この子未成年でしょうが」
「そうだね。保護してあげないと!大人の私たちがっ」
「自分の面倒見れるようになってからにしなさい、自宅暮らし」
「私今自宅暮らしじゃないよ?」
え。
「何それ?きいてない」
「あれ、言ってなかったっけ?今ね、彼氏の家で同棲中(はあと)」
「…あ、そう。じゃあ、彼氏のとこで引き取ってよ」
「無理」
「何で?」
そこでなんか不吉にもさわやかな笑顔を浮かべる、李莉。
私は李莉の腕をつかみ、引き寄せる。
それから、私の自慢でもある長身を生かし、上から見下ろしてやる。
「何言ってるのかな、李莉?」
「えー?だから、李莉とめーちゃんで面倒みてあげる、て話」
「待て待て待て。私の意志はどこにいったわけ?」
「だってめーちゃん、困った人放っておけないでしょ?」
それ違うから。
困った時のあんた限定で、面倒みさせられてるだけ。しかもなんか、気づいたらみちゃってるだけ。
「そういう問題じゃないでしょ。よく見なさい、この子未成年でしょうが」
「そうだね。保護してあげないと!大人の私たちがっ」
「自分の面倒見れるようになってからにしなさい、自宅暮らし」
「私今自宅暮らしじゃないよ?」
え。
「何それ?きいてない」
「あれ、言ってなかったっけ?今ね、彼氏の家で同棲中(はあと)」
「…あ、そう。じゃあ、彼氏のとこで引き取ってよ」
「無理」
「何で?」
そこでなんか不吉にもさわやかな笑顔を浮かべる、李莉。