5days lost chain
ベッドの上でぐったり横たわっていると、人の気配を感じて顔を上げた。
うつぶせに寝転がった姿勢から斜め上を見れば、影を作るようにこちらを見下ろしているのは光輝君だ。
うつぶせからのこの姿勢は少しきついが、そのままどうしたの、ときいてみる。
「めーちゃん疲れてるの?」
「……まあね」
ほぼあんた達の所為だけどね。
そこは言わぬが花というものだ。これ、社会で生きるに必須スキル。
「じゃあ」
そういってなぜか光輝君が私を跨ぐようにベッドに乗りあがる。
ちょっと、待て。
これ、どういう状況だ。
わけがわからず、さらに首をひねるきつい姿勢で光輝君を見上げる。
彼は私の腰に手を当て、にこりと笑う。
その手の感触に、ぞくりとする。
ちょ、え――
「マッサージしてあげる」
うつぶせに寝転がった姿勢から斜め上を見れば、影を作るようにこちらを見下ろしているのは光輝君だ。
うつぶせからのこの姿勢は少しきついが、そのままどうしたの、ときいてみる。
「めーちゃん疲れてるの?」
「……まあね」
ほぼあんた達の所為だけどね。
そこは言わぬが花というものだ。これ、社会で生きるに必須スキル。
「じゃあ」
そういってなぜか光輝君が私を跨ぐようにベッドに乗りあがる。
ちょっと、待て。
これ、どういう状況だ。
わけがわからず、さらに首をひねるきつい姿勢で光輝君を見上げる。
彼は私の腰に手を当て、にこりと笑う。
その手の感触に、ぞくりとする。
ちょ、え――
「マッサージしてあげる」