5days lost chain
さて。
講義が始まるまで、また少し考えておこう。
何はともあれ、件の光輝少年。
なんか重いものを背負っている割に、なんか軽い感じですがですが…。
どうしてやれ、というのか。
かつてないクラスの問題を持ってきやがったな、りり。
一体私にどうしてくれ、というのか。
ともあれ、りりの彼氏が納得さえしてしまえば、私はお役御免だ。
ということは、私の果たす役目は、ようは繋ぎ。
光輝少年をうまく李莉の彼氏にパスすればいいわけだ。
…ん。
そう考えると、そう無理難題でもないような気がしてきた。
やっぱり、考えを整頓さえすればよいだけの話だった。
むしろどんだけ余裕がなかったんだ自分、て話だ。
落ち着いてきたところで、顔見知りが声をかけてきたので軽く挨拶する。
間もなく教授が入ってきて、講義が始まった。
十二時を過ぎたころ、講義終了。
今日はばたばたしすぎて昼食の用意ができてないので、食堂に向かうことにする。
「鳴、食堂?一緒に行かない?」
「うん」
友人に誘われ、一緒に行動することに。
話しながら講義棟を出て食堂の前に行くと、何やら騒がしい。
一体、何だろ?
友人と目を合わせて首をかしげつつ、食堂に足を向ける。
―――と。
「めーちゃんっ」
なんかよからぬ声がきこえた。
講義が始まるまで、また少し考えておこう。
何はともあれ、件の光輝少年。
なんか重いものを背負っている割に、なんか軽い感じですがですが…。
どうしてやれ、というのか。
かつてないクラスの問題を持ってきやがったな、りり。
一体私にどうしてくれ、というのか。
ともあれ、りりの彼氏が納得さえしてしまえば、私はお役御免だ。
ということは、私の果たす役目は、ようは繋ぎ。
光輝少年をうまく李莉の彼氏にパスすればいいわけだ。
…ん。
そう考えると、そう無理難題でもないような気がしてきた。
やっぱり、考えを整頓さえすればよいだけの話だった。
むしろどんだけ余裕がなかったんだ自分、て話だ。
落ち着いてきたところで、顔見知りが声をかけてきたので軽く挨拶する。
間もなく教授が入ってきて、講義が始まった。
十二時を過ぎたころ、講義終了。
今日はばたばたしすぎて昼食の用意ができてないので、食堂に向かうことにする。
「鳴、食堂?一緒に行かない?」
「うん」
友人に誘われ、一緒に行動することに。
話しながら講義棟を出て食堂の前に行くと、何やら騒がしい。
一体、何だろ?
友人と目を合わせて首をかしげつつ、食堂に足を向ける。
―――と。
「めーちゃんっ」
なんかよからぬ声がきこえた。