青空ライン*Fourth story*



「……ぐすっ、ごめっ……なさい。あたし……いつもは間違えないのに



圭斗さんと優を間違えた。



だから優に引き離されるまで本当に気付かなかった……」



それからあたしは何度もごめんねって謝ったんだ。



あたしがもし優の立場だったらきっと泣いて逃げるに決まっている。



嫌い!って酷いことを言ってしまったかもしれない。



下手したら優が熱を出していたとしても看病をしなかったかもしれない。



やっぱり……優はどんな時でも優しい。



確かに表面上は怒っているけど、心の中はあたしの体調を心配して看病してくれているんだもん。



こんな状況に言うことじゃないけど……



優があたしの特別の人になってくれて本当に良かった。



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