青空ライン*Fourth story*
「ハッピーバレンタイン!いつも一緒にいてくれてありがとう。
これからもずっとあたしは優だけが……大好きです。
わがままで泣き虫で勉強も全然できなくて
優からみたらただの困った女の子かもしれないけど
それでも優のそばにずっといたいです。
大学にも優のファンはたくさんいると思うけど
あたしは誰よりも優のことが大好きだから忘れないでね!」
緊張で震える手を必死に抑えながら、あたしは優にチョコレートを差し出した。