俺の彼女は何か変!
『ほら、あんたも挨拶しなさい』
『優介っす。よろしく』
俺があいさつすると、少年が優しく笑った。
『優介くんも香椎学園に通うんだよね?』
『うん。あと優介でいいから』
俺が新しく通う香椎学園高等学校はスポーツが有名の私立高校だ。
俺は小さい頃からバスケをしていてバスケが得意だった。1年の時は1年にしてスタメンに入り試合にも出ていた。
はじめは学校なんてどこでもよかったがこの学校を見つけて父さんに頼みこんで、勉強も死ぬ気で頑張りやっと転入までいきついた。
『分かった。なら俺のことも春馬って呼んでくれよ』
『うん、分かった』