無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
部屋に入った私は、

まゆみと瞬君に、

自分の仕事を引き継いでもらおうと、

各書類の整理をして、

持って行った。


「まゆみ、急な事でゴメンね?」

私が謝ると、

まゆみは笑いながら、

私の背中を叩く…

…相変わらず力強い腕で。

「このくらいの仕事なら、

私にもできるわよ。

それよりよかったわね。

素敵な旦那様と一緒に仕事で来て」


「うん。でも・・・

私に務まるか、不安でいっぱい」


「大丈夫よ。

分からなかったら聞けばいいんだし、

最初は初心者でも、

そのうちプロになるって」

「そうだといいけど」
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