無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
山積みの書類を見た俊が、

「そんなにいっぺんに、読まなくても、

ゆっくり覚えていけばいいぞ」


「でも、一応でも

目は通しておかないと・・・

それに少しでも早く

秘書の仕事に慣れて、

横田さんの負担を減らさないと」


「・・・

横田には、えらく優しいんだな?」



「そんなことありません。

ただ、掛け持ちは大変かと・・?!」


私を引っ張り、

立たせたかと思うと、

ギュ~ッと

抱きしめた。


「なにしてるんです?」


「・・・横田に、嫉妬」

…困った人。

でも、

嬉しい・・・
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