無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
食事中も、

家に帰っても、

横田の事が、

頭から離れなかった。


・・・

ベッドの中、

すっぽり布団に入った愛奈が、


「どうしかしたんですか?

なんだか上の空みたいで・・・

仕事で何かありました?」


そう言って心配そうな顔。

・・・

愛奈は、横田のことなど、

ちっとも考えていないんだろうな。

オレは、愛奈が心配で仕方がない。


「いや、仕事は順調だよ。

・・・ちょっと疲れたのかな」


「無理しないでくださいね?」

「ああ」

オレの返事に、

微笑んだ愛奈。

< 151 / 234 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop