無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
「副社長、

もしかして、私が竹内さんを好きだと

おっしゃりたいんですか?」



「・・・あぁ」



オレの答えに、

さらに笑いが大きくなった。

・・・

こちらは至って真剣なのに・・・



「冗談はよしてください。

竹内さんの事は、

妹のように可愛いとは思いますが、

女としては見れません」



「じゃあ、なぜ、愛奈に触れた?」



「デスクで、寝てる竹内さんが、

長い髪を食べてたからですよ」


「は?」

「いやぁ、あの時は、

笑いを堪えるのに必死でしたよ。

それと、私には最愛の妻子がいますので、

何があっても、

竹内さんの事を好きになることはないので、

安心してください」
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