無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~

俊side

・・・

社長室に入ると、

社長はとても暗い顔をしていた。

「社長、急用とはなんですか?」

オレの質問に、

やはり顔はさえないまま、


「とりあえず、

そこのソファーに座りなさい」


・・・

言われるがままに、

オレはソファーに腰を下ろした。


反対側に座った社長は、

頭を抱えた。


「会社で何かあったんですか?

私が出来ることなら、

なんだってします・・・

だから、何でも話してください」


真剣な顔をして言った。

・・・

社長は顔をあげて、

苦笑いを浮かべた。


「私の会社が、

アメリカにあるのは知ってるね?」
< 182 / 234 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop