無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
食事が終わり…

オレはコーヒーを・・・

愛奈は紅茶を・・・


・・・


「愛奈」


「何ですか?」


笑みを浮かべた愛奈が、

まっすぐにオレを見つめた。


「今日、会社に行っただろ?」

「はい、どうでしたか?」

・・・


その先の言葉が続かない・・・



「俊?」

心配そうにオレを見つめる愛奈。


「出張が決まったんだ」

「そうなんですか?

それじゃあ、準備しなくちゃですね?」

「・・いや、そんな簡単な出張じゃないんだ」


「・・・え?」

愛奈の顔から笑顔が消えた。
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