無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
「愛奈さん」

「は、はいなんでしょうか?」

突然私の名前を呼んだ社長。


私はここに来た意味が、

未だにわかっていない。


「今日君にも来てもらったのは、

大事な話があって」


「・・・はい」


・・・

なんだかイヤな予感。



「唐沢君の今回の功績をたたえて、

アメリカの方の、

取締りになってもらおうかと、

重役と話し合った。

だから、唐沢君には、

向こうで生活してもらおうかと」


「へ?!」

ちょっと、聞いてないわよそんなこと?!

私は俊の顔を見つめた。
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