無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
「信じてもらえますか?」

仙堂部長の問いかけに、

女子社員たちは、笑顔になった。


「もちろんです。

竹内さんと、部長が、

そんな関係になれるはずないもの」


「そう、そう」


その反応を見た私は、

安堵のため息をつく。


「竹内さん」

「へ?あ・・・はい」

仙堂部長に呼ばれて、返事をすると…


「社内メールで、

誤報だったとメールしておくから」


満面の笑みで言った仙堂部長。

「すみません、お願いします」

「あ、それから、昨日の取引先の担当者から、

もう一度来てもらいたいって、連絡があったから、

後で伺おうと思ってるから、

一緒に来てください」

「わかりました」
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