【短】180度のラブバトルⅢ -身長編-
ヤ…ヤダ…なんか私、赤間が傍にいるってだけで、凄い緊張してる……


先月の告白、そして1週間後の図書室でのやり取りが次々蘇って…落ち着かないったらありゃしない!!


ヴ~~どうしよう!―――そうだ!もう私達のクラスに戻ればいいんだ!


「あ、赤間君!私もう教室帰るね!黒板消してくれてありがとう!!」


私は微かに熱くなっている頬を手で隠しながら、大慌てでイスから立ち上がり、廊下に出ようとした。


ところが……


「ダーーメ。HRまでまだ時間あるから、お話しよう?」


赤間に引き戻されて座った先は、コイツの膝の上。
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