ラストフレーズ
第3章 『New Song will come soon.』
ここで話は現在に戻る。
(PM14:00 K大学学食)
「なんだよ話って?」
少し苛立ちながらボクはケンに詰め寄った。
「いやぁ、バンド名決めてないからねぇ~なんかイイのない?」
そんな事で俺は呼ばれたんかい…
と心の中で怒りつつも、とりあえずは真剣に考えた。
すると、ベースのタカシがボソっと…
「Innocent Clown(無邪気な道化師)ってのはどぅ?」
一瞬、時が止まった…
タカシが最初に提案するなんて誰も予想してなかった…
タカシの提案からワンテンポ遅れてケンが
「イイ!それ気にいった!Innocent Clownで決定な!」
と嬉しそうに言った。
ボクもドラムのコウタも異議を唱えなかった。
こうして、ボク達のバンド名は『Innocent Clown』に決まった。
だが、バンド名が決まったぐらいでライヴできたら苦労はしない…
これからライヴでの演奏曲決め、練習スタジオの確保etc…
新人バンド『Innocent Clown』にはクリアしなければいけない壁が山ほどあった…
それでも、スタートラインに立てた事はケン、タカシ、コウタにとって、もちろんボクにとっても喜ばしい事だった。
(PM14:00 K大学学食)
「なんだよ話って?」
少し苛立ちながらボクはケンに詰め寄った。
「いやぁ、バンド名決めてないからねぇ~なんかイイのない?」
そんな事で俺は呼ばれたんかい…
と心の中で怒りつつも、とりあえずは真剣に考えた。
すると、ベースのタカシがボソっと…
「Innocent Clown(無邪気な道化師)ってのはどぅ?」
一瞬、時が止まった…
タカシが最初に提案するなんて誰も予想してなかった…
タカシの提案からワンテンポ遅れてケンが
「イイ!それ気にいった!Innocent Clownで決定な!」
と嬉しそうに言った。
ボクもドラムのコウタも異議を唱えなかった。
こうして、ボク達のバンド名は『Innocent Clown』に決まった。
だが、バンド名が決まったぐらいでライヴできたら苦労はしない…
これからライヴでの演奏曲決め、練習スタジオの確保etc…
新人バンド『Innocent Clown』にはクリアしなければいけない壁が山ほどあった…
それでも、スタートラインに立てた事はケン、タカシ、コウタにとって、もちろんボクにとっても喜ばしい事だった。