ラストフレーズ
その翌日…
今日はバイトの日である。
アマチュアバンドはスタジオ代やら楽器の維持費やらを自分達で賄うため、非常に金がかかる。
他のメンバーも知っているはずなのだが…
ケンとコウタはそれぞれ沖縄と大阪に旅行中。
タカシは一攫千金を夢見て日々パチスロに精を出している…
あ・り・え・な・い!
確かに彼らはド素人だが、ちょっと考えれば普通わかるだろ!!怒
しばらくイライラしていたが、なんだかバカらしくなってきて、黙って働く事にした。
15時、ランチ終了。
これからディナーの仕込みがあるのだが、その前に一時間の休憩がある。
休憩に入り、まかない料理を10分ぐらいで食べ、ボクは店の屋上に向かった。
ボクは休憩時間になると必ずここに来る。
螺旋階段をのぼり、屋上に出た。
いつも通り誰もいなかった。
シュボッ… タバコに火をつける。
「今日も暑いなぁ…」
真っ青な空にむかって煙を吹きかけたその瞬間、携帯が鳴った…
ユメからのメールだった…
今日はバイトの日である。
アマチュアバンドはスタジオ代やら楽器の維持費やらを自分達で賄うため、非常に金がかかる。
他のメンバーも知っているはずなのだが…
ケンとコウタはそれぞれ沖縄と大阪に旅行中。
タカシは一攫千金を夢見て日々パチスロに精を出している…
あ・り・え・な・い!
確かに彼らはド素人だが、ちょっと考えれば普通わかるだろ!!怒
しばらくイライラしていたが、なんだかバカらしくなってきて、黙って働く事にした。
15時、ランチ終了。
これからディナーの仕込みがあるのだが、その前に一時間の休憩がある。
休憩に入り、まかない料理を10分ぐらいで食べ、ボクは店の屋上に向かった。
ボクは休憩時間になると必ずここに来る。
螺旋階段をのぼり、屋上に出た。
いつも通り誰もいなかった。
シュボッ… タバコに火をつける。
「今日も暑いなぁ…」
真っ青な空にむかって煙を吹きかけたその瞬間、携帯が鳴った…
ユメからのメールだった…