ラストフレーズ
「へぇ~。そうは見えないけどなぁ♪まっ、時間通りに来てくれてありがと☆」
少し上からものを言うところまでミサコとそっくりだった…
このまま話してたら余計に意識してしまう…
そう思ったボクは早速、曲作りに取りかかることにした。
彼女に作曲させるのは酷なので、作詞をしてもらうつもりでいた。
「ユメちゃんは作曲できないだろうから、今から弾く曲に歌詞つけて。」
するとユメは黙ってうなずいた。
高校時代から書きためていた曲の中からしっとりめのバラードを選んで弾いた。
曲が終わるとユメは
「全然書けないんだけど…曲作りってやっぱり難しいんだね…」
と苦笑いしながら言った。
「一回聞いただけで書けたら天才だろ。まぁ、恋愛の事でも家族の事でもなんでもいいからとりあえず書いてみて。」
すると彼女はコクリと頷いて何やらカリカリ書き始めた。
悩みながら書いたり消したりを何度も繰り返しているユメにボクは見とれていた。
まるで昔の自分を見てるようで、少し懐かしくなった。
「とりあえず書いてみたけど…」
自信なさそうにユメが顔を上げ、詞を書いた紙をボクに差し出した。
少し上からものを言うところまでミサコとそっくりだった…
このまま話してたら余計に意識してしまう…
そう思ったボクは早速、曲作りに取りかかることにした。
彼女に作曲させるのは酷なので、作詞をしてもらうつもりでいた。
「ユメちゃんは作曲できないだろうから、今から弾く曲に歌詞つけて。」
するとユメは黙ってうなずいた。
高校時代から書きためていた曲の中からしっとりめのバラードを選んで弾いた。
曲が終わるとユメは
「全然書けないんだけど…曲作りってやっぱり難しいんだね…」
と苦笑いしながら言った。
「一回聞いただけで書けたら天才だろ。まぁ、恋愛の事でも家族の事でもなんでもいいからとりあえず書いてみて。」
すると彼女はコクリと頷いて何やらカリカリ書き始めた。
悩みながら書いたり消したりを何度も繰り返しているユメにボクは見とれていた。
まるで昔の自分を見てるようで、少し懐かしくなった。
「とりあえず書いてみたけど…」
自信なさそうにユメが顔を上げ、詞を書いた紙をボクに差し出した。