ラストフレーズ
不思議なものでこういう時に限って頭は働かないものである…
軽いパニック状態に陥ったボクはアパートに向かう途中、一言も喋れなかった…
アパートに着き、中に入るとユメが
「わがまま言ってゴメン…怒ってるよね?」
と聞いてきた。
確かにさっきみたいな態度を取られたら誰だってそう思うのは普通だよな…
「怒ってないよ。ただ、ちょっと緊張してるだけ☆」
少しはにかみながらボクが答えると、今まで枯れていたユメの顔にパッと花が咲いた。
「良かった☆じゃあ早速始めよ!!」
その夜の事は今でも覚えている… 幸せだった…あんなに曲作りが楽しく感じた事はなかった…
二時間ぐらいして、さすがに疲れたボクらは休憩する事にした。
「ユメちゃんって今高校生だよな?何年?」
「3年だよ☆今年卒業♪」
「へぇ~。じゃあ今大変な時期じゃん!もう進路は決った?」
「全然♪」
「おいおい…大丈夫か?さては彼氏の事で頭いっぱいなんだろ?」
「彼氏なんていないよ~!気になる人はいるけど…」
「いいねぇ~若いね~羨ましいよ」
などと他愛もない話をしているともう日付が変わっていた。
軽いパニック状態に陥ったボクはアパートに向かう途中、一言も喋れなかった…
アパートに着き、中に入るとユメが
「わがまま言ってゴメン…怒ってるよね?」
と聞いてきた。
確かにさっきみたいな態度を取られたら誰だってそう思うのは普通だよな…
「怒ってないよ。ただ、ちょっと緊張してるだけ☆」
少しはにかみながらボクが答えると、今まで枯れていたユメの顔にパッと花が咲いた。
「良かった☆じゃあ早速始めよ!!」
その夜の事は今でも覚えている… 幸せだった…あんなに曲作りが楽しく感じた事はなかった…
二時間ぐらいして、さすがに疲れたボクらは休憩する事にした。
「ユメちゃんって今高校生だよな?何年?」
「3年だよ☆今年卒業♪」
「へぇ~。じゃあ今大変な時期じゃん!もう進路は決った?」
「全然♪」
「おいおい…大丈夫か?さては彼氏の事で頭いっぱいなんだろ?」
「彼氏なんていないよ~!気になる人はいるけど…」
「いいねぇ~若いね~羨ましいよ」
などと他愛もない話をしているともう日付が変わっていた。