ラストフレーズ
「好きになればいいよ。俺もユメが好きだから…」
なんて言ったら良かったのだが…言えなかった…
なぜならユメが泣いている理由が気になった…
「ユメちゃん…とりあえず座らない?このままじゃ話も聞けないしさ…」
ボクはまた逃げた…最低な行動をとった…
「うん…」少し落ち込んだようにユメは返事をした。
ソファーに座るとすぐユメは話し始めた。
「ねぇ…SWATってバンド知ってる?」
SWATはここ半年ぐらいで有名になったインディーズのバンドだ。あまりインディーズに詳しくないボクでも知っているのだから相当人気があるようだ。
「名前だけなら知ってる。結構有名なバンドだよな?で、そのバンドがどうしたの?」
「そのバンドのギタリスト、シュンって言うんだけど私の元カレなんだ…」
「へぇ…ユメちゃんの元カレってプロのミュージシャンなんだぁ…こんな事言ったら悪いと思うけど、すげえじゃん!」
少し嫉妬しながら言った。
「付き合ってたときはとっても輝いていたよ…でも今は…」
それからユメは全部話してくれた…元カレとボクの歌声が似ていた事、別れた理由…
でも泣いていた理由は話してくれなかった…
なんて言ったら良かったのだが…言えなかった…
なぜならユメが泣いている理由が気になった…
「ユメちゃん…とりあえず座らない?このままじゃ話も聞けないしさ…」
ボクはまた逃げた…最低な行動をとった…
「うん…」少し落ち込んだようにユメは返事をした。
ソファーに座るとすぐユメは話し始めた。
「ねぇ…SWATってバンド知ってる?」
SWATはここ半年ぐらいで有名になったインディーズのバンドだ。あまりインディーズに詳しくないボクでも知っているのだから相当人気があるようだ。
「名前だけなら知ってる。結構有名なバンドだよな?で、そのバンドがどうしたの?」
「そのバンドのギタリスト、シュンって言うんだけど私の元カレなんだ…」
「へぇ…ユメちゃんの元カレってプロのミュージシャンなんだぁ…こんな事言ったら悪いと思うけど、すげえじゃん!」
少し嫉妬しながら言った。
「付き合ってたときはとっても輝いていたよ…でも今は…」
それからユメは全部話してくれた…元カレとボクの歌声が似ていた事、別れた理由…
でも泣いていた理由は話してくれなかった…