ラストフレーズ
笑顔のユメはやっぱりミサコにそっくりだった。

でも、ボクの頭の中から元カノ、ミサコはキレイに消え去っていた。

その後、ボクとユメは何度も抱き合い、何度もキスをした。

そしてその夜二人は初めて身体を重ね合わせた。

ユメはとても高校生とは思えないくらい色っぽくて、ボクは少し恥ずかしかった…

翌朝、目が覚めると隣のユメはまだ寝ていた。

その寝顔はとっても可愛くて思わず見とれてしまった。するとユメはいきなり目を開け、

「おはよう☆今日も好きだよ♪」

と言ってボクの頬にキスをした。

カーテンを開けると見事な快晴だった。せっかくなのでボクらはデートに出掛ける事にした。

朝ご飯を食べ、着替えを済ませボクらはアパートを出た。

最初に買い物、ユメは女の子パワーを爆発させ山程服を買った。

次にボーリング。ここでもボクはユメの若さに圧倒された…笑

二人の時間はあっという間に過ぎ、気が付けば夜になっていた…

帰り際、

「プリクラ撮ろうよ♪」

とユメが言うのでゲーセンに行き、プリクラを撮った。

高校以来だったので少し恥ずかしかったが、ユメに無理矢理、四種類くらい撮らされた。


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