ラストフレーズ
その後…ボクとケンはバイクに股がりコウタとタカシが待つ練習スタジオに向かった。
スタジオは大学からバイクで10分の処にあり、最近出来たらしく外装も内装もかなり綺麗で、ボクは一目で気に入った。
ボクはバイクから降りると
「お前にしてはいい仕事したな。」
とケンの肩を叩いた。
中に入るとタカシとコウタがすでに練習していた。
「リズム隊、いい感じじゃん♪」
初めて聞いた二人の演奏はまだ少し雑だったが、基本はできていた。
しばらく雑談をしているとやっとケンが入ってきた。
「よぉっし!みんな集まったな!ほんじゃ今回のライヴについて説明しまっすよ♪」
ケンの口から今回のライヴはあるインディーズバンドが主催する三週間後のライヴイベントのオーディションである事が告げられた。
タカシもコウタもそんな話聞いていなかったらしく、呆然としていた。
ボクはというと…
イヤな予感がしていた…
全く根拠はなかったが、胸騒ぎがして仕方がなかった…
その予感は当たっていた事を一週間後、オーディションの当日に知る事となる…
スタジオは大学からバイクで10分の処にあり、最近出来たらしく外装も内装もかなり綺麗で、ボクは一目で気に入った。
ボクはバイクから降りると
「お前にしてはいい仕事したな。」
とケンの肩を叩いた。
中に入るとタカシとコウタがすでに練習していた。
「リズム隊、いい感じじゃん♪」
初めて聞いた二人の演奏はまだ少し雑だったが、基本はできていた。
しばらく雑談をしているとやっとケンが入ってきた。
「よぉっし!みんな集まったな!ほんじゃ今回のライヴについて説明しまっすよ♪」
ケンの口から今回のライヴはあるインディーズバンドが主催する三週間後のライヴイベントのオーディションである事が告げられた。
タカシもコウタもそんな話聞いていなかったらしく、呆然としていた。
ボクはというと…
イヤな予感がしていた…
全く根拠はなかったが、胸騒ぎがして仕方がなかった…
その予感は当たっていた事を一週間後、オーディションの当日に知る事となる…