ラストフレーズ
第6章 『動きだした時・止まった時』
ユメの家の前に着くとボクはユメに電話をした。
トゥルルルル……。
ガチャッ。
2コールでユメは出た。
「着いたぁ?」
「うん。着いたよ。ユメは準備出来た?」
「もうとっくに出来てるよ♪今行くね。」
ガチャッ。ツーツー…。
《相変わらず一方的な切り方だな…。》
ユメはいつもこんな感じに電話を切る。
ユメの性格上、これが普通であり、そんなサッパリした所がボクも好きだった。
約30秒後、玄関から私服姿のユメが現れた。
たまに見る私服姿のユメはいつもの“女子高生ユメ”よりも大人っぽくてドキッとさせられる。
「ヤッホー!練習どうだったぁ?」
120点の笑顔でユメが聞いてきた。
「まぁまぁかな?それよりユメ!初ライヴでオリジナルやるんだけど、その曲の詞にお前の使いたいんだけどいい?」
ボクがそう尋ねると、ユメは目をキラキラさせて、
「本当に!?やったぁ!私頑張る!!」
と言って喜んだ。
トゥルルルル……。
ガチャッ。
2コールでユメは出た。
「着いたぁ?」
「うん。着いたよ。ユメは準備出来た?」
「もうとっくに出来てるよ♪今行くね。」
ガチャッ。ツーツー…。
《相変わらず一方的な切り方だな…。》
ユメはいつもこんな感じに電話を切る。
ユメの性格上、これが普通であり、そんなサッパリした所がボクも好きだった。
約30秒後、玄関から私服姿のユメが現れた。
たまに見る私服姿のユメはいつもの“女子高生ユメ”よりも大人っぽくてドキッとさせられる。
「ヤッホー!練習どうだったぁ?」
120点の笑顔でユメが聞いてきた。
「まぁまぁかな?それよりユメ!初ライヴでオリジナルやるんだけど、その曲の詞にお前の使いたいんだけどいい?」
ボクがそう尋ねると、ユメは目をキラキラさせて、
「本当に!?やったぁ!私頑張る!!」
と言って喜んだ。