ラストフレーズ
ユメのアドレスを登録し、
『ありがとう。今度はもっといっぱいオリジナルやるから絶対聴きにきてね!』
とだけ返信し、家路についた。
アパートに帰り、部屋着に着替えていると、コルクボードに刺してある高校のクラス写真が何気無く目に入ってきた。
ボクの右隣には大親友のタツヤが、左隣には今まで一番愛した元カノのミサコが笑顔で写っていた。
その時ボクはハッとした。
漠然としか覚えてないユメの笑顔と元カノ、ミサコの笑顔が似ている気がしたのだ。
「んなわけないか…きっと気のせいだ…」
と自分にいい聞かせ、ボクはベッドに横になった。
翌日、授業がないのでバイトをオープンからラストまで入れていたボクは店の開店準備をしていた。
ボクはイタリア料理店のキッチンでバイトをしている。
元々料理が好きなので毎回楽しく働いている。
最近ではパスタのアシスタントになり、
「こっちの方がむいてるんじゃないかなぁ?」
と思ってきたぐらいだ。
店が開店し、客の入りが激しくなってきた頃、ボクは野菜の仕込みをしながら昨晩の事が気になって仕方なかった…
『ありがとう。今度はもっといっぱいオリジナルやるから絶対聴きにきてね!』
とだけ返信し、家路についた。
アパートに帰り、部屋着に着替えていると、コルクボードに刺してある高校のクラス写真が何気無く目に入ってきた。
ボクの右隣には大親友のタツヤが、左隣には今まで一番愛した元カノのミサコが笑顔で写っていた。
その時ボクはハッとした。
漠然としか覚えてないユメの笑顔と元カノ、ミサコの笑顔が似ている気がしたのだ。
「んなわけないか…きっと気のせいだ…」
と自分にいい聞かせ、ボクはベッドに横になった。
翌日、授業がないのでバイトをオープンからラストまで入れていたボクは店の開店準備をしていた。
ボクはイタリア料理店のキッチンでバイトをしている。
元々料理が好きなので毎回楽しく働いている。
最近ではパスタのアシスタントになり、
「こっちの方がむいてるんじゃないかなぁ?」
と思ってきたぐらいだ。
店が開店し、客の入りが激しくなってきた頃、ボクは野菜の仕込みをしながら昨晩の事が気になって仕方なかった…