忘れないでー好きなまま、さよなら-
「俊!! 金、貸してくれない?」


「お金?」


「1万位。」


「1万なんか、あるかよ。」


「うちに、お年玉ねぇの?
 持って来い。」


和也が俺に言い、
 立場が逆転してしまったかのよう。
 




そして


家の近くに・・・


担任と教頭先生がいた。


これは、
 家に来そうな勢いだ。





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