忘れないでー好きなまま、さよなら-
俺は、
 急いで家路へ走って逃げた。





家の前で


人にぶつかるほどの勢いで


「すみません」


そう言い、
 小門を入っていく。





家へ入るなり、


♪ピンポーン


誰かが家へ来たようだ。


先生かも知れない。


ガチャ


外にいるのは、
 衝突した人だった。


「はい」


「俊介君に、お話があります」


「俊介は帰ってませんが」


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