忘れないでー好きなまま、さよなら-
第⑦章  入試の季節

俊side

俺は、
 すでにクラスメートから離され
蚊帳の外にいる。





ある日の朝ー





陽子先生は、
 クラスの男子連中に好かれ
 共に歩いていく。





俺は、
 羨ましい。と、
 ボーっと眺めている時ー。





「俊ちゃーん!!」


女の子の声がした。


俺に声をかけるなんて、
 あゆみしかいないんだ。


振り向いてみると


案の定、あゆみだ。
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