忘れないでー好きなまま、さよなら-
そして



翌朝ー


願書の提出の日を迎えた。





家の門を出て、閉めようとした。


「俊ちゃん!!」


晴天の朝。


元気の良い女の子がいた。


あゆみだ。
あゆみの声だ。


「おはよう!」
 

三つ編みをした色白の
 笑うと可愛いのが
あゆみだ。


この日も、
 こんな俺に笑いかけてくれた。
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