忘れないでー好きなまま、さよなら-
「はい!俊介!!」


「いろいろ、ありがとうございました」


俊ちゃんが、頭を下げた。


あの、
あの・・・俊ちゃんが???


「おめでと~」


佑介と違い、
 拍手もなく
 先生だけだった。


私の中で、
 拍手は盛大のものだった。


俊ちゃんは、
 やっぱり尊敬しちゃう。





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