忘れないでー好きなまま、さよなら-
帰り道ー





俺は、


「俊!!」


叫んだ。


振り向きもしない。


「話がある」


「何だよ」


「いいから」


俺は、
 俊介の制服の袖を握り
 走った。


俺らは、
 学校から離れた空き地へ向かう。
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