忘れないでー好きなまま、さよなら-
第⑧章 棘のある少年

俊side

受験の数日後ー





俺の兄貴が
 家を脱走し怪我を負い
 入院してしまった。


あゆみの実家が病院のため、
 近所ということもあり・・・
 そこに運ばれた。





そして


両親とも、 
 兄貴の病院へ付き添い

俺は、
 家へと留守番だ。





その時ー


プルルル~♪


それは、
 思いがけない電話だった。


< 152 / 298 >

この作品をシェア

pagetop