忘れないでー好きなまま、さよなら-
俺は
 家を出て行った。


しかも、
 裸足で。





「先生。」


「俊介!」


「せんせ~ぃ!!」


俺は、先生に飛びついていく。


先生は抱きしめてくれて・・・


「先生・・・先生・・・」

と、
俺はしがみついた。


「泣かなくていい。泣かなくていい。」


そう言ってくれた。
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