忘れないでー好きなまま、さよなら-
「卒業生答辞・3年1組・山本 ハヤト」


ハヤトが
 答辞を読んでる最中、俺は
 走馬灯のように頭を駆け巡らせた。





「クラスはクラスでなく、
  友達は友達ではなくなっていました。

  授業放棄。反抗を募らせたのです。

  出会った友達を誇りに思います。」


ハヤト。


ありがとう。


そして、ごめんなさい。

   
       

  
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