忘れないでー好きなまま、さよなら-
気が付いたのか2~3歩、
 進んで歩いている。





そして


大きくピースをして飛び跳ねている。


「「やったぁ~」」


大歓声で包まれた。





お兄さんに背中を押されたのか
 家族にお辞儀をした。
 

そこから
 私たちクラス全員で歩み寄りを見せる。


みんなの輪に埋もれていく俊ちゃんは、
 まるでスターを見ているみたい。


過去のクラスの人気者が
 再び舞い戻ってきた。



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