忘れないでー好きなまま、さよなら-
ーお別れ会ー





私は、
 ここでも泰といる。


俊ちゃんは、
 前に仲の良かった仲間と糸が繋がったんだ。





私の頭を軽く叩き 
 後ろを行く人を目で追っかける。


先生らに飲み物を注いで運んできたらしい。


配ろうとして気配りをしている。


いつもクールで淋しそうな顔は、消え
 笑顔満開の温かみのある顔を見たのは
 いつぶりのことだろう。


やっぱり、これだろう。


綺麗な素敵な顔をしているんだね。
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