忘れないでー好きなまま、さよなら-
周りは嫌がるが、俺は親父を
親一人で2人を育ててくれたから尊敬している。


母親は、
小さい頃に亡くなっていて2歳離れた姉と2人で家事を
こなした。




「俺、悪い事してないよ。悪い奴ではないけど、
 幸男ってガキなんだよ。
  親父、気をつけて。
 あと、止められるのは、仁(ジン)。」


「ジン?」


「井上仁。
 あ・・・あいつね。またね」


俺は、親父の元を去り、仁の元へ行く。


「仁!」


仁は
一見、ナルシストに見えるが良い奴。


 
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