忘れないでー好きなまま、さよなら-
俺は楽しく行こう。


そう心に誓ったけど
あゆみを見るたびに思い出し

ついに、
眼があってしまい
まだ・・・何か訴えられてるように
思いながらも目を逸らしはじめる。


俺は
少しだけど

あゆみへと惹かれていることを
分かってはいた。


それも
今はまだ分からないことを後々になって知る気持ちに
歯止めが利かぬ事を。


俺は
この同窓会で
歩き始めたんだ。
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