忘れないでー好きなまま、さよなら-
その翌日ー


私は、俊ちゃんと
 お見舞いに行った。





「お前、勉強あるんだろう?
  毎日大丈夫なのか?」


「どうしたの。
  俊介が遅ければさ、今日はダメなのか。
 って、言うんだよ。」


俊ちゃんが、
 お腹を抱えて笑い

その間に
 泰は、おせんべいを食べている。





笑い話をしているうちに、
 通りかかった女の子。


「マサミちゃーん」


そう。
 泰に手紙を渡したマサミさん。
< 256 / 298 >

この作品をシェア

pagetop