忘れないでー好きなまま、さよなら-
先生は
 力が抜け、床に座り込んだ。


そして


俺は一人の親友のために
 決めた。


「希望を持ち続ける。」


その証明と決意を決め、
 丸刈りにした頭を旧1組男子に見せた。


俺は、
 夜な夜な・・・
  泣いて決めたこと。





4日目の夜ー


泰が
 峠を越して目を覚ました。


連絡が入り
 自転車を飛ばして辿り着いた。


病院だ。


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