忘れないでー好きなまま、さよなら-

あゆみside

岩田先生が
 卒業式をもって学校を退職する等という

聞いてもいない、 
 突然の話に戸惑わされた。





そこには、
 1組で1年間学んだ仲間が数人。


俊介が中心になって動き出す。


「俊ちゃん・・・」


「行くぞ」


もの凄い錯乱の中
 私たちは向かい風の中
 猛スピードで駆けてゆく。





私たちは、
 懐かしい教室の扉を開けた。


「ヨシカズから連絡が入りました。先生いますか?」










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