忘れないでー好きなまま、さよなら-
「どうした?」


そこは、佑介の自宅だ。


心配になって、顔を見に来たんだ。


佑介は、笑いもせずに
驚いて怯えていた。


佑介の母親が気をきかせたのか、
 部屋から出て行った。


俺は、佑介の椅子を蹴飛ばし
 佑介は部屋を逃げ回る。


俺は
 佑介を押し倒し喧嘩になった。


帰ろうとした際に
 運悪く、佑介の母親が俺を訪ねた。


「俊ちゃん、お紅茶でいい?」


「お構いなく。僕、塾ですから」


「そう」


「じゃ、佑介!明日な。みんなと会えよ

 待ってるぞ」
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