忘れないでー好きなまま、さよなら-
俺も視野を広げれば
 何か見えてくるかもしれない。

そう思った。
 そう思えたんだ。


俺は、
 でも先が見えなくて


担任とも
 うまくいかない。
だと言うのに、
 きちんと面と向かってはくれる。





そうだ。


今日は、泰の家に来ている。


先生と話するためである。


何を聞かれるか、それが
まず不安で仕方ない。
< 79 / 298 >

この作品をシェア

pagetop