忘れないでー好きなまま、さよなら-
「佑介は、佑介は
 怖くて僕の名前を言った。
  佑介の気持ち、分かるけど、

 僕も他の子の名は、言えません。」


「佑介は、君を言ったのは、何故かな?」


「悪は、僕なんですよ。」


「北村先生にも会います。全てここで終わりにして
 僕に1組のこと、
 追求はやめて下さい。お願いします!!」


「分かったぞ。追求はしない。
  君を不登校に追い込む1組ってなんだろうな。
  何が起きてるんだよ???」


「予測もつかないんです。
 泰くんに聞いてくれませんか?」


先生は、
 少し呆れ笑いを繰り返した。


そうだろうな。
 そりゃ、そうだろうな。

  
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